株用語集「た行」、「な行」

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初心者向け株用語をまとめたので、ご参考になれば幸いです。

今回は、「た行」、「な行」の専門用語です。

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「た」から始まる用語

賃借倍率(たいしゃくばいりつ)

「貸借倍率」とは、信用取引のおける「融資残高÷貸株残高」を倍率で表したものです。

信用取引における買い残と売り残の割合は、将来的な株価の動きに影響を与えるひとつの要素です。

この数字が1倍を超えると信用買いをしている投資家が多い状態で、1倍を割ると、信用売りをしている投資家が多いということです。

賃借銘柄(たいしゃくめいがら)

「貸借銘柄」とは、貸借取引により資金及び株券の貸付けを受けることができる銘柄のことで、制度信用銘柄のうち、取引所及び証券金融会社が定める貸借銘柄選定基準を満たした銘柄が選定されています。

簡単に言うと制度信用取引において空売りが可能とされている銘柄のことです。

大納会(だいのうかい)

「大納会」とは、年末の最終取引日を指します。

例年12月30日で、当日が休日や祝日に当たる場合は、その直前の営業日になります。

大発会(だいはっかい)

「大発会」とは、年始の取引開始日を指します。

例年1月4日で、当日が日曜日の場合は1月5日、土曜日の場合は1月6日になります。

高値づかみ(たかねづかみ)

「高値づかみ」とは、株価が上昇して高くなった時期に購入することです。

高値圏に株価があると判断した場合には、適正株価まで来てから購入するのも手です。

例)優待株など権利確定日が近づくと株価が上昇して、その高値で購入し権利確定日後に株価が下落して損をしてしまう。

立会時間(たちあいじかん)

「立会時間」とは、株の売買が証券取引所で行われる時間。ザラ場ともいう。
例)東証 前場 9:00~11:30  後場 12:30~15:00

単位未満株(たんいみまんかぶ)

「単位未満株」とは、単元株制度において1単元に満たない数の株式をいいます。

ミニ株やプチ株のような単位未満株から、株式分割された端株が単位未満株になることもあります。

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「ち」から始まる用語

チャート(ちゃーと)

「チャート」とは、価格や売買高などの様々な統計データをグラフ化・指標化したものです。

主要なものとしては「ローソク足」、「サイコロジカルライン」、「RSI」等といったものがあります。
なお、この「チャート」を主体にして価格の分析等を行うことを「テクニカル分析」といいます。

ちょうちん(ちょうちん)

有力な投資家の売買をまねて、同じ銘柄を売り買いすることを「ちょうちんをつける」といいます。

買いをまねる場合には「ちょうちん買い」となります。

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「つ」から始まる用語

追加証拠金(ついかしょうこきん)

「追加証拠金」とは、信用取引による売買が成立した後に相場変動による損失額や反対売買による損失額が発生した場合に、顧客が証券会社に対して追加で差し入れる委託保証金のことをいいます。

略して「追証(おいしょう)」とも呼ばれます。

強含み(つよぶくみ)

「強含み」とは、相場が前日の終値と比較して若干高めとなることです。

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「て」から始まる用語

低位株(ていいかぶ)

「定位株」とは、株価水準の低い株式のことです。
値段がいくら以下の株式が「低位株」という定義は特にはありません。

手掛り(てがかり)

「手掛かり」とは、相場の動く契機のことをいいます。

「手掛り難」「手掛り材料難」は相場を動かす契機のない様を指します。

手仕舞い(てじまい)

「手仕舞い」とは、信用取引において顧客が証券会社から借りている株券や資金を返済することを手仕舞いといいます。

手仕舞いの方法には、反対売買、現引き、現渡しがあります。

ディスクロージャー(でぃすくろーじゃー)

「ディスクロージャー」とは、企業がその活動状況や経営の現状などに関する情報を、投資家に対して広く開示する行為をさします。

デイ・トレーダー(でい・とれーだー)

「デイ・トレーダー」とは、株価は1日の取引時間中、様々な要因を反映して変動しますが、その株価の変動を利用して、1日のうちに何度も売買を繰り返し、短期的な利益を得ることを目的として投資を行う投資家のことをいいます。

出来高(できだか)

「出来高」とは、株券等が売買された数量のことをいいます。

東京証券取引所では、成立した取引の売り・買いを一つの取引とした、いわゆる片道数量で表しています(例えば、売り1,000株、買い1,000株で売買取引が成立した場合の売買高は1,000株となります。)。

テクニカル分析

「テクニカル分析」とは、株価の動きをチャートなどの指標をもとに分析することです。

チャートが示す売買のサインに応じて取引を行います。

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「と」から始まる用語

東証株価指数(TOPIX)(とうしょうかぶかしすう(とぴっくす))

「東証株価指数(TOPIX)」とは、東京証券取引所市場第一部に上場している全ての日本企業(内国普通株式全銘柄)を対象とした株価指数です。
昭和43年(1968年)1月4日を基準日とし、その日の時価総額を100として、その後の時価総額を指数化したものです。

特定口座(とくていこうざ)

「特定口座」は、上場株式等を売却した投資者の申告手続きを軽減するために平成15年1月1日から導入された制度であり、口座内における上場株式等の譲渡による譲渡所得等の金額について、他の株式等の譲渡による所得と区分して計算することができる口座です。
特定口座においては、証券会社が投資者に代わり譲渡所得等の金額の計算を行うこととなります。
簡易申告口座と源泉徴収口座の2種類があり、簡易申告口座においては、特定口座年間取引報告書により、簡便に申告を行うことができ、源泉徴収口座においては、証券会社が所得税の源泉徴収を行うため、上場株式等の売却による所得の申告は不要となります。

特別清算数値(SQ値)(とくべつせいさんすうち)

「特別清算数値」とは、株価指数先物取引の最終決済や株価指数オプションの権利行使の際に利用される数値のことをいい、SQ値(Special Quotation)ともいいます。

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「な」から始まる用語

成行注文(なりゆきちゅうもん)

「成行注文」とは、株の売買の際に価格を指定せずに売買を早く確実に執行したいときに利用される注文方法です。

メリット:指値注文より早く確実に取引ができる

デメリット:価格を指定しないため、意外に高い(安い)値段で売買が成立することもあります。

軟調(なんちょう)

「軟調」とは、株価の動きが徐々に安くなること、あるいは安い状態で推移することです。

ナンピン(なんぴん)

「ナンピン」とは、難平のカナ書きで、ナン(難)は損で、損を平均することです。

株式売買におけるひとつの売買手法で、たとえば手持ちの株が買った値段よりも値下がりした時、その銘柄を買い増して、買い値の平均を下げることを「ナンピン買い」といいます。

※下手なナンピン買いをすると株数が増えるため、更に株価が下落すると損失が拡大してしまのでナンピン買いには注意が必要です。

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「に」から始まる用語

日経平均株価(にっけいへいきんかぶか)

「日経平均株価」とは、日本経済新聞社が算出する東京証券取引所市場第一部に上場している225銘柄の平均株価指数です。

日経225ともいいます。

二点底(にてんぞこ)

「二点底」とは、下げ相場から反発の印となるチャートのパターン図の一種です。

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「ね」から始まる用語

値がさ株(ねがさかぶ)

「値がさ株」とは、株価水準の高い株式のことです。

値段がいくら以上の株式が「値がさ株」という定義は特にはありません。

年初来高値(ねんしょらいたかね)

「年初来高値」とは、年初から現在までに取引された中で最も高い値段のことをいいます。

年初来安値(ねんしょらいやすね)

「年初来安値」とは、年初から現在までに取引された中で最も安い値段のことをいいます。

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「の」から始まる用語

納会日(のうかいび)

「納会日」とは、商品先物取引(東京商品取引所(TOCOM)の市場に限る)における現物先物取引の各限月の取引最終日のことです。

伸び悩み(のびなやみ)

「伸び悩み」とは、相場の上昇が弱まることです。

乗り換え

「乗り換え」とは、保有している銘柄を売却して他の銘柄を購入することです。

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